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皆さんこんにちは!
川満総業合同会社、更新担当の中西です。
~倒れない・遅れない・ムダにしない~
型枠現場のKPIは安全・工程・原価。三つ巴を仕組みで回すと、手戻りとクレームはみるみる減ります。ここでは、支保工計画から人員配置、季節対策、DX活用までの再現性の高い運用を共有します。📊✨
目次
地盤対応:ジャッキベース+敷板、沈下が出る場所は二重根がらみ
支柱ピッチ:荷重・スパンに応じて計算に基づく設定。たわみを現場で実測
倒れ止め:筋交い・水平つなぎ・開口補強を図面に明記
開口・端部:先行手すり・落下防止ネットで恒常化
立入管理:打設中の危険域は合図者とコーンで区画
朝礼の一言🗣️:「今日の危険はここ」。写真付き掲示で注意が刺さる。
パネル標準化:梁・柱の寸法モジュールを決め、現場加工を最小化
大判化:搬入経路・クレーン能力と釣り合わせて最適サイズに
エリア分割:型枠→配筋→設備スリーブ→検査をライン化
先行資材置き:次日分を番号管理で先出し(探す時間0)
チェックリスト化:是正履歴をリストへ還元→再発ゼロへ
合板回転数:1枚ごとの使用回数カウント→交換時期を可視化
離型剤使用量:過剰は色むら・経費増、定量スプレーで均一化
レンタル vs 買い取り:工期・回転数・保管費で試算比較
搬入計画:混載を避け、フロア別・部位別に荷札管理
歩掛の実測:建て込みh/㎡、解体h/㎡を日次で記録
膨らみ・はらみ:セパ不足/締付不良→ピッチ再計算+締付トルクの見える化
出隅ダレ:面木欠け/締付不足→角部に補助当て木+早期是正
寸法違い:墨出し読み違い→ダブルチェック(他職と相互確認)
ピンホール・色むら:離型剤ムラ→ローラー/エアレスで均一塗布
夏:離型剤の揮発に注意→薄く2回/合板の反りは日陰保管
冬:凍結で割れやすい→保温・防露、離型剤は低温適合品
梅雨:合板の吸水→ブルーシート+通風で保管/打設前は表面水分チェック
全景→部位→寸法UPの3点を同アングルで是正後も再撮
図番・階・通り芯を写真に写し込む(ホワイトボード併用)
是正期限と担当者を写真台帳に記載→当日17時〆でクローズ
BIM/3Dで配筋・スリーブ干渉を事前検証
バーコード/QRでパネル位置・使用回数を自動記録
**フォーム(スマホ入力)**でチェックリスト→PDF自動出力
今日の高所・開口の養生完了
支保工のジャッキ増し締め完了
離型剤の塗布量・塗りムラ確認
墨・寸法・開口位置の復唱
合図者・無線チャンネル決定
安全×工程×原価はトレードオフに見えて、段取りと見える化で同時に上げられます。
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皆さんこんにちは!
川満総業合同会社、更新担当の中西です。
~品質のつくり方~
柱・梁・壁・スラブ——コンクリートの形を決めるのは型枠です。精度・意匠・工期は、下準備と検査の型でほぼ決まります。本記事では、資材の基礎から建て込み、打設、脱型までを現場で使える目線で整理しました。✨
目次
合板パネル(コンパネ):汎用性◎。打放しは新板/コーティング板を選定
システム型枠/鋼製パネル:通り精度・スピード重視の現場に
面木・目地棒:出隅欠け防止&意匠ライン
セパレーター(フォームタイ)・Pコン:型枠間の内圧保持の要
支保工(単管・パイプサポート・大引・根太):たわみ&沈下を抑える足腰
離型剤:塗りムラは色むら・ピンホールの原因に⚠️
墨出し:基準通り・直角・開口位置を確定
建て込み:パネル・根太・大引→セパ割付→締付
支保工:支柱ピッチ・ジャッキベース・根がらみ・敷板をセット
自主検査:鉛直・水平・通り、面木・目地・開口寸法をチェック
コンクリート打設:バイブレータ当て過ぎによる膨らみ・ズレに注意
養生:温湿度・風雨から保護、早期荷重厳禁
脱型・後処理:角欠け補修・セパ穴処理・清掃→再使用計画へ
コツ:“狭いところから先に決める”(梁端・柱頭・開口周り)。密箇所が整えば全体が速くなります。
パネル割付:目地はリズム。サッシや目地ラインと揃える
セパ位置:縦横ピッチを通しで設計(雑然配置はNG)
離型剤:薄く均一に。だまり/塗り残しは色むらや剥離の原因
気泡対策:端部・入隅は先行充填→軽振動、コンクリートの落下高さを低く
通り・鉛直(レーザー/水糸)
直角・寸法(スケール・差し金)
支保工の締付(ジャッキ緩み・根がらみ有無)
開口・スリーブ(中心ズレ/抜け忘れゼロ)
面木・目地棒(連続・欠損なし)
セパ頭の座り(座金・ナットの当たり確認)
写真は「全景→部位→寸法アップ」の3点セットで台帳化。
気温・部位・要求強度で判断(梁・スラブは支保工の存置を長めに)
迷うときは試験体強度・元請規準で可否を決定
脱型直後は角が脆い→運搬・接触に注意、即時のタッチアップで美観維持
範囲の線引き:エレベーターシャフト・階段・打放し仕上げの有無
仮設・昇降:足場・先行手すり・仮設階段の担当
セパ穴処理:Pコン・止水型・化粧栓の仕様
運搬・保管:現場内の上下搬送・敷地内保管場所
手戻り条件:設計変更・スリーブ追加の単価表
型枠は段取り×検査×養生。この3点を型にすれば、精度・意匠・工期が安定します。打放し・耐火被覆前提など条件に合わせた割付図・検査表もご用意。まずはお気軽にご相談ください。
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川満総業合同会社、更新担当の中西です。
~経済的役割~
建物づくりの「骨格」とも言える型枠工事。見えない部分でありながら、経済的に果たす役割は非常に大きなものがあります。建設業界全体を下支えし、地域経済や雇用、資材流通にも波及する「型枠工事の経済的意義」について、詳しく解説していきます。
目次
型枠工事は、鉄筋コンクリート構造物のコンクリートを成形するための「基礎的な工程」であり、建設スケジュールの初期段階を担います。この工程が滞ると、他の工事にも遅延が波及します。
工期の短縮=コスト削減
型枠の施工精度や段取りが良いと、コンクリート打設から脱型までの工程がスムーズに進行し、全体の工期短縮に寄与します。
品質向上=長寿命化
精度の高い型枠が使われることで、コンクリート構造物の強度・耐久性が向上し、長寿命化による修繕・維持コストの削減に貢献します。
このように、型枠工事の良し悪しが、建物の経済的価値やライフサイクルコストに直結するのです。
型枠工事は高い人手依存型の分野であり、多くの職人や技能労働者が関わります。
技能職人の雇用機会の確保
若手からベテランまで、地域に根差した職人が活躍できる現場が多く、雇用の受け皿としての役割を担っています。
外国人技能実習生の受け入れ
型枠業界は技能実習制度とも深く関わっており、国際的な雇用支援と経済交流の面でも重要です。
また、工事に関連する周辺産業(合板加工業、工具製造業、安全資材業者など)にも仕事が生まれ、地域経済の活性化につながります。
型枠工事は、多様な資材を消費する産業でもあります。
合板・鋼材・樹脂型枠の消費
型枠材には再利用可能な鋼製やアルミ型枠、プラスチック型枠などが使われており、資材供給業界との結びつきが強いです。
コンクリート打設量に影響
型枠の設計と品質が、使用するコンクリート量やミキサー車の稼働に直結し、セメント業界・運送業界への経済波及効果もあります。
つまり、型枠工事は建設資材の需要を生み、製造・運搬・廃棄・リサイクルといったサプライチェーン全体に経済的な恩恵をもたらしています。
型枠工事の高度化は、新しい技術や設備への投資も促進しています。
プレハブ型枠や3D設計の導入
ICT・BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)による設計精度の向上が進み、それに対応するソフトやハードの開発が求められます。
自動脱型システムや省人化技術の導入
労働力不足に対応するための設備投資が業界全体で進んでおり、これが製造業・機械産業の経済活動を押し上げる一因となっています。
こうした投資は、型枠業界にとどまらず、建設業界全体の生産性向上にも貢献しています。
型枠工事はインフラ・住宅・商業施設・工場など、多種多様な建設物に必要不可欠な工程です。
景気に左右されにくい安定業種
公共事業やインフラ整備が進む中で、型枠工事は継続的な需要が見込まれ、建設業界内でも安定した雇用と経済活動を維持できる分野です。
地場企業の成長基盤
地域に根差した型枠工事業者は、地元の経済活動を支える重要なプレイヤーであり、地域社会との連携が強いのも特徴です。
型枠工事は、建物の形を作るだけではありません。
その影響は、工期、品質、資材需要、人材雇用、技術開発、地域経済など、多岐にわたります。
「見えない工事」でありながら、「見える経済効果」を生み出している型枠工事。
その価値を再認識することは、建設業の未来と地域の発展を考えるうえで非常に重要です。
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皆さんこんにちは!
川満総業合同会社、更新担当の中西です。
~多様化~
建設現場の基礎を支える「型枠工事」は、鉄筋コンクリート構造に欠かせない工程です。かつては単純に“コンクリートを流し込むための枠をつくる”作業と捉えられていましたが、近年では「多様化」が急速に進んでおり、工法・素材・現場対応力の点でその内容は大きく進化しています。
型枠工事における多様化の実態と、今後の可能性について深掘りしていきます。
目次
従来の型枠工事といえば、木製のコンパネ(合板)を使用する「在来工法」が主流でした。しかし、近年では以下のような工法が併用されるようになっています。
パネル型枠工法:工場で事前に製作されたパネルを用いることで、施工のスピードと精度が向上。
アルミ・鋼製型枠:再利用が可能で、環境負荷も軽減。特に高層建築や大規模開発で導入が進む。
プレキャスト(PC)との併用:コンクリート部材を工場で作り、現場で組み立てる工法と型枠工事を融合。
こうした工法の選択肢の広がりにより、構造・デザイン・工期に応じた最適な施工が可能になってきています。
型枠に使用される材料も進化しています。
再生プラスチック型枠:耐水性に優れ、繰り返し使用可能。
合成樹脂型枠:軽量で扱いやすく、省人化に寄与。
FRP型枠(繊維強化プラスチック):曲線や特殊形状にも対応しやすく、意匠性が求められる建築に最適。
素材の多様化は、現場ごとの課題解決だけでなく、SDGsの観点からも注目されています。
型枠工事は「職人技」が重要視される分野でしたが、以下のような人材の多様化が進んでいます。
女性職人や若手の参入:従来は男性中心だったが、働きやすい現場づくりが進むことで多様な人材が活躍。
多国籍チームの増加:外国人技能実習生や特定技能制度の活用により、現場がグローバル化。
デジタル技術の導入:CADや3Dモデルを活用する若手設計者との連携により、精度とスピードが向上。
職人の技に加え、チームとしての協働・ICT活用が求められる時代へと変化しています。
型枠工事が求められる現場は多様です。近年では以下のような特殊案件も増えています。
狭小地や傾斜地での施工:小型機械や軽量型枠の活用が必須。
災害復旧現場への対応:スピード感と安全性を両立させる施工技術。
曲線美・意匠性重視の建築:建築家との連携による自由曲線への対応力。
これらに柔軟に応えるためには、高度な計画力と設計連携、技術者の対応力が必要です。
多様化は「効率化」や「品質向上」だけでなく、以下の観点でも重要です。
脱炭素社会への貢献:型枠材の再利用・省資源化。
BIMとの連携:建設DX推進により設計段階から型枠精度を高める。
技能継承のデジタル化:動画マニュアルやAR技術で職人技の継承を効率化。
持続可能性と技術革新の両立が、これからの型枠工事のカギとなるでしょう。
型枠工事は、単なる「枠づくり」から「建築品質を支える総合技術」へと進化しています。工法・素材・人材・現場対応力のすべてが多様化しており、それぞれが建設現場の課題解決に直結しています。
今後もこの多様化を受け入れながら、環境対応・技術継承・安全性向上に取り組むことが、建設業界全体の発展にもつながるはずです。
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皆さんこんにちは!
川満総業合同会社、更新担当の中西です。
目次
前回のブログでは、型枠工事の現場環境や課題について掘り下げました。
今回は視点を未来に移し、これからの型枠工事がどのように進化していくのかについてご紹介します。
建設業界全体で「デジタル化」が進行していますが、型枠工事も例外ではありません。以下のような技術が、型枠工事の“未来の姿”として期待されています。
BIMを使えば、設計段階から施工までの情報が一元化され、型枠の配置や組み方も3Dで視覚化できます。これにより、施工ミスの削減や、作業時間の短縮、現場での伝達ミスの防止につながります。
一部では、大型3Dプリンタを活用したコンクリート型枠製作の試みも始まっています。複雑な曲面や非対称な構造にも対応でき、今後の革新が期待されます。
ロボットによる型枠運搬・組立支援、AIによる工程管理、ドローンによる施工確認など、「人手に依存しない」現場づくりが現実味を帯びてきています。
未来の型枠工事では、技術の進化とともに“人材の育成”も重要なテーマです。
仮想空間で型枠の組み立てを体験できるVR教材が実用化されており、初心者でも安全に知識と経験を積むことができます。
職人として始めた若者が、技能士資格や建築施工管理技士などのステップを経て、施工管理者・経営者として活躍できる道筋を示すことで、将来に希望を持てる環境が整いつつあります。
地球環境への配慮が求められる今、型枠工事でも「サステナブルな選択」がカギになります。
リユース型枠の標準化:耐久性のある鋼製・樹脂型枠の導入が進み、使い捨て文化を変える動きが活発に。
環境配慮型の塗料・離型剤:水性・無溶剤型の材料が主流となり、作業員の健康にも配慮。
LCA(ライフサイクルアセスメント)意識の高まり:材料選定から廃棄まで環境影響を評価し、省エネ設計を目指す企業も増加。
かつて“男社会”だった型枠工事の現場にも変化が起きています。
女性技能者の登用:作業の分業化や工具の軽量化により、女性でも対応可能な範囲が広がってきています。
外国人技能実習生・特定技能人材の活躍:言語支援や技術教育の仕組みが整えば、即戦力として期待される存在に。
未来の型枠工事は、「伝統技術の継承」と「テクノロジーの融合」の両輪で進んでいきます。単なる肉体労働ではなく、情報・設計・現場作業が統合された“高度な技術職”としての位置づけが明確になるでしょう。
そしてその先には、より働きやすく、より地球に優しい、持続可能な建設現場の実現が待っています。型枠工事は、建設の未来を担う最前線の仕事として、今まさに大きな転換期を迎えているのです。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
川満総業合同会社、更新担当の中西です。
目次
今回のブログでは、建設現場に欠かせない「型枠工事」という仕事に焦点を当て、その環境や労働実態について詳しくご紹介します。
建築の基盤を支える“型枠工”たちの姿、直面している課題、そして今求められている改善の方向性まで、現場のリアルをお伝えします。
型枠工事とは、鉄筋コンクリート造の建築物において、コンクリートを打設する際にその「形」をつくるための型(=型枠)を組み立て、解体する作業です。
使用される型枠は、合板・木材・金属などで構成されており、打設されたコンクリートが固まった後、枠を外すことで建物の壁・柱・梁といった構造が出来上がります。
この工事の精度が、コンクリートの品質や建物の美観、強度、耐久性に直結するため、非常に重要な工程でありながら、一般にはあまり知られていない存在でもあります。
型枠工事の現場は、建設業の中でも特に“体力勝負”な現場です。以下のような厳しい環境のもとで、職人たちは日々汗を流しています。
炎天下・極寒での屋外作業
夏は40度近い気温、冬は氷点下の寒さの中での作業が続きます。日陰の少ない高層建設現場では熱中症のリスクが高く、真冬は指先の感覚がなくなるほどの冷え込みの中、慎重な作業が求められます。
高所での危険作業
足場の上や高層階で型枠を組み立てる作業は、常に転落や落下物のリスクと隣り合わせです。安全帯やヘルメット着用など基本的な安全対策は取られていても、100%の安全は保証されない現場です。
重作業の連続
型枠材料は1枚20kg以上のものもあり、それを担いで移動・固定・組み立て・解体という作業を繰り返します。腰痛や膝の痛みに悩まされる職人も多く、体の消耗は計り知れません。
近年、型枠業界が直面している最大の課題は「職人の高齢化」と「若者の職離れ」です。日本型枠工業会の調査によると、型枠工の平均年齢はすでに50歳を超えており、20代の新規参入者は全体の10%にも満たない状況です。
この背景には、以下のような理由が挙げられます。
3K(キツい・汚い・危険)のイメージ
技術習得に時間がかかる
給与水準が他業種に比べて安定しにくい
キャリアパスが見えにくい
このままでは将来的に“型枠を組める人がいない”という事態も現実味を帯びてきています。
型枠工事では、大量の木材(合板型枠)が使用され、それが使い捨てられることも少なくありません。合板型枠は数回の使用で反りや欠けが発生し、再利用が難しくなるため、廃棄物が多く出ます。これは森林資源の消費、処理時のCO₂排出といった環境負荷につながっています。
これに対して、以下のような環境配慮の取り組みが始まっています。
鋼製型枠(メタルフォーム)の導入:再利用可能で強度の高い型枠を活用することで、廃棄を大幅に削減。
型枠リースの普及:資材を購入せず、必要な期間だけ借りることでコストと環境負荷を軽減。
廃材の再資源化:使い終わった木材型枠をチップ化して再利用する動きも一部で始まっています。
型枠工事は、現場の最前線で建築の基礎を支える重要な役割を担っています。しかしその裏では、労働環境の厳しさ、人手不足、環境負荷という複合的な課題を抱えています。
今、業界には「働きやすい環境づくり」と「環境負荷の低減」の両立が求められており、その実現が次世代の型枠工事のあり方を左右するカギとなるでしょう。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
川満総業合同会社、更新担当の中西です。
さて今回は
~鉄則~
ということで、型枠工事を確実に成功させるための6つの鉄則について詳しく解説します♪
型枠工事は、コンクリート建築において構造物の形状・強度・精度を決定する最も重要な工程の一つです。型枠の施工精度が低いと、コンクリートの品質や建物の耐久性に悪影響を及ぼし、場合によっては建築物の強度不足やひび割れ、崩壊のリスクにもつながります。そのため、型枠工事には「正確な設計」「施工精度」「安全対策」「品質管理」といった厳格なルールが求められます。
目次
型枠工事では、正確な設計と施工計画が品質のカギを握ります。施工計画が不十分だと、現場での手戻りや精度の低下を招き、工期の遅延やコスト増加につながる可能性があります。
✅ 構造図・型枠図の精査
✅ 型枠材の適正選定
✅ 打設方法に合わせた型枠配置
✅ 墨出し(位置決め)の正確性を確保
✅ 締め付け強度を均等に保つ
コンクリート打設時には、型枠に強い圧力がかかるため、型枠の強度と剛性を確保することが重要です。型枠が変形すると、コンクリートの仕上がりが悪くなり、施工不良の原因になります。
✅ 適切な支保工(サポート)を設置する
✅ セパレーターやフォームタイの適正配置
✅ 施工時の振動による型枠変形の防止
型枠工事では、コンクリート打設時に発生する「打設圧力(側圧)」を適切に管理することが必要です。型枠が耐えられないと、変形や崩壊のリスクが高まります。
✅ 適切な打設速度を守る
✅ バイブレーターの適正使用
✅ 一般的な型枠解体の基準
✅ 十分な養生期間を確保する
✅ 無理な力をかけず、丁寧に取り外す
✅ 施工計画を徹底し、正確な型枠設計を行う
✅ 型枠の組立時は水平・垂直を厳密に管理する
✅ 強度と剛性を確保し、コンクリート打設時の変形を防ぐ
✅ 打設時の圧力を適切に管理し、型枠の破損を防ぐ
✅ 解体時期を守り、無理のない方法で型枠を外す
これらの鉄則を守ることで、高品質なコンクリート構造を実現し、安全で長寿命な建築物を施工することができます。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
川満総業合同会社、更新担当の中西です。
さて今回は
~歴史~
ということで、今回は、型枠工事の歴史、その発展の背景、そして現代における型枠工事の技術革新について深く掘り下げます♪
建築や土木工事において、型枠工事は構造物の品質と精度を決定する重要な工種の一つです。型枠工事は、コンクリートを打設する際にその形状を作り出す役割を持ち、建築のデザイン性や耐久性にも大きく影響を与えます。
型枠工事の技術は、コンクリート建築の発展とともに進化し、古代の石造建築から現代の高層ビル建設まで、歴史を通じて改良が重ねられてきました。
目次
古代エジプトでは、ピラミッド建設の際に石灰岩や花崗岩をブロック状に切り出し、積み上げる建築技法が採用されました。しかし、すでにこの時代から、粘土や木製の枠を使ってレンガや石の成形が行われていました。
✅ 粘土を使った型枠の使用
この技術が、後のコンクリート建築における型枠工事の基礎となりました。
ローマ帝国では、「ローマン・コンクリート(ポゾランコンクリート)」と呼ばれる火山灰を混ぜたコンクリートが開発されました。これにより、より自由な形状の建築物が可能となり、型枠技術も発展しました。
✅ 型枠技術の進化
古代ローマの技術は、後のヨーロッパ建築や近代コンクリート工法へと受け継がれていきました。
中世ヨーロッパでは、ゴシック建築などの石造建築が主流であり、型枠を使ったコンクリート建築は一時的に衰退しました。しかし、アーチやドームの施工では、依然として木製型枠が使われていました。
✅ 石造建築における型枠の利用
18世紀末から19世紀にかけて、コンクリート技術が復活し、型枠工事の発展が加速しました。
✅ ポルトランドセメント(1824年)の発明
✅ 鉄筋コンクリート(RC)の登場(19世紀末)
この時代の進化により、型枠は単なる補助的な工法ではなく、建築の品質を左右する重要な技術となりました。
明治時代、日本にも西洋のコンクリート建築技術が導入されました。
✅ 日本初の鉄筋コンクリート建築(1903年)
✅ 関東大震災(1923年)による耐震建築の普及
✅ 高度経済成長期(1950〜1970年代)の建設ラッシュ
✅ 型枠の種類と進化
✅ 省力化と自動化技術の導入
✅ 環境配慮型の施工技術
✅ 古代エジプト・ローマ時代から、木製型枠を活用した建築が発展。
✅ 産業革命以降、鉄筋コンクリートとともに型枠技術が急速に進化。
✅ 現代では、省力化・環境配慮・BIM技術の活用が進み、より高精度な型枠工事が実現。
今後も、型枠工事は建築技術と共にさらなる進化を遂げるでしょう。
次回もお楽しみに!
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さて今回は
~育成~
ということで、型枠工事における人材育成の課題・原因・対策・実践事例までを深く掘り下げ、未来を支える人づくりについて考察します♪
目次
いま、型枠工事をはじめとする建設技能職種の多くが、慢性的な人手不足と技術継承の危機に直面しています。
特に型枠工事は、「力仕事」「高所作業」「精度要求の高さ」「一発勝負」といった特徴があり、若手が入りにくく、定着しづらい現場とされがちです。
型枠大工の平均年齢は50歳超
若年層(20〜30代)の割合は10%未満という現場も珍しくありません
技能実習生に依存する構造もあり、育成が継続されにくい
📉 技能継承が“断絶寸前”の状態とも言われています。
高所作業・重作業・炎天下での作業が多く、「危険」「汚れる」「きつい」=3K職場の代表格
難解な構造図や加工図の理解が求められ、初学者にはハードルが高い
💬「こんな仕事、ずっと続けられない」と離れていく若者も少なくありません。
熟練者による感覚的・属人的な指導が多い
作業の手順・意味・評価基準が曖昧なことも多く、成長実感を持ちにくい
📝 「何をどこまでできれば一人前か分からない」→ 離職の大きな要因です。
型枠工は、ただ板を立てるだけではありません。
構造図・加工図・割付図の理解
数量拾い出しと段取り
他職との干渉調整(鉄筋・配管・電気)も重要
📚 まずはパネル1枚の意味から学ぶステップ教育を整備しましょう。
「できること」を可視化し、スキルに応じて評価・昇給することで、成長意欲を引き出せます。
レベル | スキル内容 |
---|---|
Lv.1 | 道具の名称を覚え、指示通り作業できる |
Lv.2 | パネル建て込みが一人でできる |
Lv.3 | 加工図の読み取りができ、墨出し補助ができる |
Lv.4 | 立体構造物の割付・加工ができる |
Lv.5 | 加工帳作成・若手指導・現場管理ができる |
📈 自分が今どこにいて、どこに向かっているかが分かることが、定着率を高めます。
熟練工がいても、「教えるのが苦手」では育成が進みません。
指導の標準化:チェックリスト・動画教材・研修テキストの整備
OJT担当者の任命・評価制度
「怒鳴る」から「伝える」へのマインド転換
👷♂️ “教える技術を持った型枠職人”が、これからの業界の柱になります。
技能実習生は、今後の建設現場を支える大きな戦力。
母国語での作業手順書、用語集
写真付きマニュアル、動画教材
安全教育と生活支援のセット導入
🌏 多国籍の職人を“一つのチーム”としてまとめる力が求められます。
社会保険・交通費・手当の明確化
表彰制度、昇格制度、資格支援制度
職長・管理職・独立支援制度の整備
💡「型枠は一生モノの仕事だ」と実感できる環境が、定着率向上に直結します。
スキルマップ+週1回のミニレビュー導入
年2回の評価面談でフィードバック+昇給
📈 「成長を見てくれる」「評価してもらえる」という実感が定着率を押し上げた。
加工図・作業手順・道具名称をベトナム語付き動画で学習
スマホ・タブレットで反復学習できるようにした
🛠️ 「図面が怖くなくなった」「先に準備ができるようになった」と、3か月で一人作業デビューに成功。
型枠工事は、建物の精度・安全・仕上がりすべてに関わる、誇りある仕事です。
そしてこの仕事の未来を支えるのは、他でもない“人”です。
技術を「見える化」
評価を「仕組み化」
人を「信じて育てる」
この3つが、人手不足の解消と技能継承の両方を実現するカギになります。
「人がいない」と嘆くより、「人が育つ場をつくる」ことが、今こそ必要なのです。
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川満総業合同会社、更新担当の中西です。
さて今回は
~設計~
ということで、型枠工事の設計から施工完了までの流れを、現場で培ったノウハウを交えながら深掘りしてご紹介します♪
目次
型枠工事は、建築物の“かたち”を作る重要な仕事です。鉄筋コンクリート(RC)構造において、その出来栄えの良し悪しは、型枠の精度と施工技術でほぼ決まると言っても過言ではありません。
型枠とは、コンクリートを所定の形状に固めるための「鋳型」です。
設計図通りの寸法・形状・仕上がりにするには、精密な型枠設計と施工技術が求められます。
柱・梁・壁・床(スラブ)・階段・基礎・地下構造物
ビル・マンション・倉庫・商業施設・橋梁・擁壁など
🧱 型枠がなければ、コンクリート構造物は1ミリも立ち上がらない。
まさに“形を作る仕事”が型枠工です。
建築構造図・配筋図・施工図などから型枠の範囲、寸法、高さ、納まりを確認
「拾い出し」と呼ばれる作業で、型枠の必要数量や寸法を算出
スラブ、梁、柱の型枠パネル・桟木・サポートなど部材のリストを作成
📐 型枠工事の精度はここで決まる。図面理解と数量把握は最初のキモです。
加工図(割付図)をもとに、型枠材(コンパネ・パネコート・桟木など)を工場または現場で切断
プレカットされたパネルを使うことで、現場作業の効率と精度が向上
複雑な納まりや斜め加工が必要な場合は、現場加工が併用される
🔧 「1mmのズレが後工程に大きな影響」を与える。精密加工が重要です。
現場にて基準線(墨)を出す作業から始まる
→ 柱芯・壁芯・レベルライン・かぶり厚確保ラインの設定
型枠を順次立て込み、桟木やサポートで垂直・水平を厳密に保持
開口部(窓、扉、配管スペース)や電気設備のボックス埋設なども正確に型枠へ組み込み
📏 この段階で少しでもズレると、仕上がりの精度に大きく影響します。
型枠が組み終わったら、鉄筋と型枠のかぶり厚(通常30~50mm)を確認
型枠同士の隙間を埋め、コンクリート漏れやバリの発生を防止
水準器・レーザー墨出し器を使って、垂直・水平・寸法を再確認
📌 型枠は“構造精度”を作る工程。ミリ単位での施工管理が当たり前です。
コンクリートを流し込む際に型枠が動かないように補強・支保工をしっかり設置
振動棒(バイブレーター)を使って密実にコンクリートを充填
💡 型枠が不十分だと、コンクリートが型から漏れたり膨らんだりして重大事故につながるため、最重要工程の一つです。
コンクリートの強度が一定値に達したら、型枠を慎重に脱型
脱型時にコンクリート表面を傷つけないよう注意
必要に応じて型枠材の再利用や補修を行う
🧱 脱型後の「仕上がりの美しさ」が、型枠職人の腕の見せどころです。
「寸法」「レベル」「かぶり厚」「垂直・直角」の確認が最重要
誤差は±5mm以内が基準
後工程(配管・内装・外壁)に影響を与えないよう慎重にチェック
高所作業や重量資材の取り扱いが多いため、落下・崩落事故に注意
型枠材の端部処理、サポートの設置方法など、安全教育の徹底が必要
配筋工・設備工・コンクリート打設班との事前調整と段取りが成功のカギ
「型枠が終わらないと現場が止まる」ため、スケジュール遵守が最重要課題
型枠工事は、単なる下地作業ではありません。
それは、建物の精度・耐久性・仕上がりを決定づける“設計と施工の結節点”なのです。
図面を読み解き、緻密に拾い出し
加工・建て込みを誤差なく施工し
精度を維持したまま、次工程へバトンを渡す
この一連の流れが、“一流の型枠工事”の本質です。
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